要修理【 樽冨かまた　鎌田勇平作 】　秋田杉　洗い桶　木製　伝統工芸品

要修理【 樽冨かまた　鎌田勇平作 】　
秋田杉　洗い桶　木製　伝統工芸品

樽富かまた　鎌田勇平作　

本体外径 30 cm
本体内径 27.5 cm
全高 14.5 cm

購入後、しまい込んであったところ
１箇所、割れが生じたため、
何回か水を張りました。

割れを直そうとして
該当部分を漆で埋めようとした
修繕跡があります。

ただし、
割れは解消しておりません。

美しい秋田杉の桶なのですが
本当にもったいない状態です。

上から塗装でもして
ディスプレイ用に、
あるいは、
土・苔などを入れて
アートとして楽しむのも
よいかもしれません。

美しい秋田杉の木目や、ぴったりと
円を描いて杉材が組み合わされた
高い技術がうかがえる伝統的な工芸品を
うまく生かすアイデアをお持ちの方、
修理する技術をお持ちの方に
ぜひ、手にとっていただきたいです。

現在、「樽冨」では、このサイズの
洗い桶は製作されていません。
今後も予定はないとのことです。

※お値下げ交渉には対応できかねます。
まとめ買いの場合も同様です。
ご了承ください。

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参考

＜「樽冨かまた」公式Webページより＞

「おひつ五合用」　44,000円
サイズ
本体外径21cm　本体内径19cm　
蓋外径24cm　全高18cm


樽冨かまたのこと

江戸時代中期から桶樽業を操業していた
とされる鎌田家ですが、現存する文献に
登場するのは弘化三年(1846)です。

日本海に面する能代は過去に多くの
大火があり、文献の多くも焼失して
しまいました。

樽冨かまたの前身は能代で最も古い桶屋
として知られる鎌田長十郎が率いた
「鎌長」です。

大正期に入ると次第にカンやビンが
普及し始め、桶の需要は低迷し、
九代当主・鎌田冨治は樽に用いる木材を
加工する樽丸屋へと舵を切り、
これが成功しました。

十一代当主・鎌田勇平は冨治への尊敬の
念を込めて屋号を「樽冨かまた」へと
変えるとともに、「土間から食卓へ」
というテーマを掲げ、恐れることなく
変化を起こしてきました。

「時代に合ったものづくりで
受け継いでいく」という先代の言葉を胸に、
健やかな暮らしの道具を皆様に届けて参ります。

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